勝新太郎、見栄っ張りが高じて借金20億円! 賭場のヤクザにも怯まず
芸能人のスケールも小さくなったと言われて久しいが、だからこそ、昭和の大物の桁違いの逸話が語られ続けるのか。うずたかく積み上がった借財も、20億円超と桁外れであった勝新太郎の豪快借金伝説。
「勝さんがあれほど借金を重ねたのは、最後まで見栄を張り通すためだったのではないでしょうか」
そう解説するのは芸能レポーターの前田忠明氏だ。
「1954年(昭和29年)に大映に入社した勝さんの同期には、歌舞伎役者の市川雷蔵さんがいました。当初、2人の月給は、雷蔵さんが30万円で、勝さんは3万円だったそうです。...