川崎20人殺傷事件、立川志らくの「一人で死んでくれ」は正論か暴論か

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「一人で死んでくれ」炎上で置き去りにされる重大議論(1/2)

 罪のない子どもたちに容赦なく刃を突き立て、自ら命を絶った「ひきこもり」の殺人鬼。そんな男に投げかけられた「一人で死んでくれ」という声は正論か、はたまた暴論か。

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 何ひとつ落ち度のないわが子が、なぜ凶刃に倒れなければならなかったのか。しかも、憎むべき凶悪犯は自ら死を選び、怒りの矛先を向けることすらできない。

 あまりに理不尽かつ凄惨な事件を前に、とりわけ幼い子どもを持つ親たちが次のような思いに駆られたとしても当然だろう。...

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