50歳で「貯蓄ゼロ」でも「老後資金2千万」は貯められる! 専門家が徹底解説
「2千万必要」とは限らない
景気は良くならず、消費増税も延期の可能性が低くなっている。年金への不信感も相変わらず強い。多くの国民が先行きに不安を抱えている。そんなところにわざわざ金融庁の金融審議会が「95歳まで生きるならば夫婦で2千万円の老後資金が必要」と報告書に記載していることがわかったので、政府が説明に追われる大騒動になっているのはご存知の通りだろう。
果たして老後のためにどれだけ蓄えがあればいいのか? よほど恵まれた人でない限りは、一度は考えたことがあるに違いない。最近では、20代から個人向けの年金を始める人もいるという。...