中年ひきこもり「川崎事件」型と「次官事件」型では生活様態がまったく違う
カリタス小学校の児童らを襲撃した「川崎事件」と家庭内暴力の末に実父が我が子を殺害した「次官事件」。立て続けに起きたこれら二つの事件の当事者は、同じひきこもりでも、生活態様はまったく異なっていた。だが両者こそ、ひきこもりの二大類型と言えるのだという。
「いろいろな方を見てきて、ひきこもりは大きく二つに分けられると感じています。川崎の岩崎隆一容疑者のように家庭内暴力がない、おとなしいタイプ、もう一つは亡くなった熊沢英一郎氏のような家庭内暴力を伴うタイプです」
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