「江戸城天守」再建計画 500億円とも言われる費用はどうやって調達するのか

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 入場者数が毎年1割近いペースで増加が続く、空前の「お城ブーム」。各地で、天守を復元する動きが活発となってきた。名古屋城の天守は木造復元を目指しているし、尼崎城は外観復元を進めている。そんな中、江戸城の天守を史実通りに木造で復元させようと運動しているのが、NPO法人江戸城天守を再建する会だ。

「日本の木造建築では、奈良の東大寺大仏殿に次ぐ2番目の大きさになりますね」

 と語るのは、NPO法人江戸城天守を再建する会の初鹿彰信専務理事。

「奈良や京都には、昔の建造物が残されていますが、東京には文化のシンボルと言える伝統的な建造物がありません。...

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