立命館大准教授が「イスラム国」幹部になるまで 近隣住民は「子煩悩な父だったけど…」

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 22人の命を奪ったテロリストは“日本人”だった。3年前バングラデシュで起きたテロ事件の容疑者がこのたび、イラクで拘束されたと報道されている。その男の名は「オザキ」――。立命館大学の准教授だった彼が「イスラム国」幹部になるまでを追った。

 バングラデシュの首都ダッカでテロが起きたのは2016年7月1日夜のことだった。

「武装した7名が市内のレストランを襲撃、食事中だった日本人7名を含む22名が殺害されました。現場は血の海、被害者の中には“私は日本人だ、撃たないでくれ”と懇願した人もいたという悲惨な現場でした」(外信部記者)
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