経営の神様「松下幸之助」の赤裸々な実像──もうひとつの「家族」と「4人の子ども」

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「経営の神様」こと、パナソニックの創業者・松下幸之助が亡くなって30年。和歌山に生まれ、没落した家名を再興するために9歳で大阪へ。丁稚奉公から身を起こし、22歳で独立。一代で世界有数の家電メーカーを築き上げた立志伝中の人物だが、逸話の数々はもはや「神話」の趣きすら漂う。随想集『道をひらく』は累計530万部。経営指南だけでなく、人生哲学、名言集などの「幸之助本」は現在でも毎年のように刊行されているのだが……。

 幸之助の名言として流布している理念のひとつに、「水道哲学」がある。...

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