38歳「小泉進次郎」の結婚問題、父親・純一郎氏が送った2つのアドバイス
令和の幕開けとともに多くのカップルが婚姻届を手に役所に駆け込んだ。一方、新元号発表で世が祝賀ムードに浸る4月14日、政界の“大物独身”たる自民党の小泉進次郎厚生労働部会長が38歳の誕生日を迎えた。父親の純一郎元首相(77)も気をもむ、永田町きってのモテ男の「令和婚」の行方は……。
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5月23日、進次郎氏のある発言が、場をざわつかせた。東京都内で開かれた講演会でのことだ。
「この国に必要なのはスピード感を持った変革だ」と説く進次郎氏。出席者から、将来首相に就任した暁に目指す国家ビジョンを問われ、答えた。
「なんとかこのまま行きたいという人が本当に多い中、大胆に変えることに血道を上げ、スピードも伴って変えたいと訴える男には出番がないのではないか」
つまり、今の日本の政治状況のままでは「改革」に邁進する自分には宰相の座はめぐってこない――ということらしい。
「彼は弱気になっているわけではない。改革を阻む自民党へのいらだちを、進次郎流に吐露したものだ」。同党中堅議員は、そう胸の内を解説する。図星だろう。「出番はない」を額面通りに受け取るわけにはいかない。
端正なルックスに父親譲りの歯切れのいい発言、聴衆の心をとらえる演説……。進次郎氏が「将来の首相候補」であることは、政界のみならず国民の誰もが疑わない。
2009年の衆院選で父親から地盤(神奈川11区)を譲り受けて初当選し、現在4期目。この10年の間に、内閣府大臣政務官兼復興大臣政務官、自民党農林部会長、自民党筆頭副幹事長などのポストをこなした 。今なお「親の七光り」「天才子役」といった雑音も聞こえてくるが、人材難ここに極まりの自民党にあって、紛れもないホープである。
本人の意思はさておき、近い将来、大臣のイスに座ることが現実味を帯びているが、進次郎氏の未来をめぐって政界で俄然ささやかれているのが、「入閣が先か、結婚が先か」――の“予想”である。
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