丸川珠代、塩村文夏、朝日記者…「男女問題」が取り沙汰された参院選東京選挙区候補たち

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激戦東京選挙区に渦巻く「権力欲」「色欲」(1/2)

 一強に逆らえない与党。支持率1%の党さえ存在する野党。全く噛みあわない与野党論戦――。お寒い政治状況のなか、夏には参院選が控えている。衆参ダブル選の噂も絶えないが、確実に行われる参院選に興味を持つためにはどうしたらいいか。おススメは「東京選挙区」である。

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 東京選挙区では、良くも悪くも夏祭りの見世物小屋を髣髴(ほうふつ)させる、「多士済々」によるアツい戦いが繰り広げられることになりそうなのだ。

「選挙区制度の改正により、2016年の参院選から東京選挙区の改選議席が5から6に増えました」

 と、大手メディアの政治部デスクが、まずは「熱戦」の前提を解説する。

「首都の選挙区で注目度が高いことに加え、『新設の1議席』を狙うべく、各党が血眼になって候補者擁立合戦を繰り広げています。なにしろ6議席に対し、有力候補だけでも10人前後が立つ状況ですから」

 政治ジャーナリストの山村明義氏が続けるには、

「東京の人は、江戸の時代から初物好きで派手好きな気質があるため、タレント候補や奇抜な候補が有利な一方、3代以上住み続けている人たちは保守化する傾向があり自民党も強い」

 それが東京選挙区の特徴だという。

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