長男刺殺「元農水次官」家族の肖像 親子でコミケの“売り子”に…知人証言

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 息子が、川崎の事件の容疑者のようになるのが怖かった――。長男を刺殺した元農林水産事務次官の熊沢英昭容疑者(76)は、動機についてこう供述しているという。我が子を手にかけるに至った親子関係の過程では、こんな一幕もあった。

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 殺された英一郎さん(44)と2004~05年ごろに知り合ったという知人は、「深く付き合うのは面倒な相手だと思い、“付かず離れず”を意識していた」と振り返る。知り合ったきっかけは、コミックマーケット(コミケ)に出品していた自作のマンガ同人誌を、英一郎さんが購入したことだったという。...

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