父親とは形だけの和解、大塚家具「久美子社長」がまた大きな風呂敷を広げている
真っ赤なバラの花束を手に“かぐや姫”こと大塚家具の大塚久美子社長(51)が、父・勝久氏(76)を訪ねたのは、平成も終わりを告げようとする4月26日のことだった。勝久氏が経営する匠大塚の新店舗の開店祝いに駆けつけたのだ。4年ぶりの再会に笑顔の親子……。ついに和解かと、世間も胸をなで下ろしたとみえ、株価も上昇した。
ところが令和の御代となった5月10日、かぐや姫が就任を要請した業界団体の名誉会長の椅子を父は蹴った。そして15日には、遅れに遅れた大塚家具の業績予想が発表された。...