佐藤浩市「空母いぶき」炎上騒動を小林よしのりと高須克弥が大いに語る
高須院長は「クサい役者」
対して、
「いい役者というのは自分のイデオロギーと関係のない役が出来る人でしょう」
とは、怒りの絵文字をツイートした、高須クリニックの高須克弥院長。
「悪役を完璧に出来る善人こそが真の役者。ホントはやりたくなかったと事前に言うなんて言い訳じみている。クサい役者がすることですよ。三國連太郎さんは寒気のするほどすごい演技をされる方でしたが、どう想像しても、三國さんは生前、おんなじようなことは言ってなかったでしょ」
そして、
「『空母いぶき』の原作は大好きなんですが……。佐藤さんとも1回食事をしたことがあるんですけどね。おだやかな人で、政治の話なんて出ませんでしたよ」
と首を捻るのである。
ネット社会の常だが、これらの主張は拡散し、そこにあれやこれやの解釈が加わって罵声まじりの激論に拡大した。しかし、喧々囂々に見えて、両者の主張を丹念に見ると意外と論点は整理出来る。権力批判は結構。しかし、その方法として、役を利用することの評価は如何に、という点だ。
(2)へつづく
[3/3ページ]