「加藤紗里」3400万円の窃盗被害事件が急展開、犯人のマレーシア人は警察官だった
週刊新潮は4月4日号で、“炎上タレント”加藤紗里(28)と交際中の“ウルトラ平成バブル男”のTOMORO(32)が、3月にマレーシアに旅行に出かけた際、3400万円もの窃盗に遭ったという事件を報じた。記事のタイトルは「加藤紗里『貢ぐ君』が5人いてもカジノ旅行で『3400万円詐欺被害』」。あれから2カ月、捜査は急展開を見せている。
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まずは、簡単に事件をおさらいすると――。
3月5日から16日にかけて、交際2カ月の2人はベトナム、マレーシアのカジノを巡る旅行に出かけた。費用はもちろんTOMORO持ちで、ベトナムではダナンのカジノで1000万円を元手に200万円をゲット。計1200万円を手に、13日にマレーシア入りした。その後、首都クアラルンプールのホテルにチェックインし、ロビーで待ち合わせた知人のタイ人の女性シンガーと合流。彼女の紹介で、マレーシアの外交官とともに夕食を済ませたという。
「僕は今年から音楽活動を世界規模で本格的にスタートさせたので、外交官と知り合うのも必要だと思ったんです。深夜1時過ぎ、食事を終えて、僕は車に1200万円を仕舞い、外交官とともに外でタバコを吸っていました。すると、外交官が“ジュエリーを見せて”と言うので、1200万円のAviciiの追悼記念ネックレスと、1000万円相当のコルムの世界一点ものの時計を渡したんです」(TOMORO)
そこへ近付いてきたのが複数の警察官だった。パスポートの提示を求められ、「ホテルに置いてある」と答えると、警察車両にTOMOROと紗里、外交官が乗せられた。
「ホテルまで連れて行かれ、部屋からパスポートを取ってロビーに戻ると、警察官も外交官もいなくなっていた。現金1200万円は車の中、ネックレスと時計は外交官に渡したまま。一瞬にして、全部を失ってしまったのです。それからは警察に説明したり、日本大使館に行ったりでカジノどころではなく、紗里ちゃんはもうプンプン。本当に大変な目に遭いましたよ」(同)
先日、その犯人グループが逮捕されたというのだ。
「俺の人脈を駆使して、マレーシア政府関係者と組み、マレーシア警察、探偵集団を動かしたんです。そうしたら、現地の警察から連絡がありましてね、面通ししたいから来てくれと。5月20日にまたクアラルンプールに行きました。逮捕されたのはインド系のマレーシア人6人。このうちなんと4人が本物の警官でした。日本では警視庁本部に所属しているような立場の人たちだそうです。まだリーダー格の人間がもう1人捕まっていないそうです。」(同)
何だか心許ないが、被害にあった品物や現金はどうなったのか。
「今のところ戻っていません。でも戻ってくる可能性はあると思う。戻ってきたら、分け前は渡すと言ってきましたから」(同)
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