ZOZO前澤社長のビジネスモデル崩壊を招いた「つけ払い」専門家が解説
ZOZO「前澤社長」が失った「打ち出の小づち」(1/2)
振れば振るほど大判小判がざっくざく。金銀財宝、この世の欲しい物が思いのまま手に入る。「打ち出の小づち」は、古くから伝わる数多(あまた)の昔話で“富の象徴”として描かれてきた。
女優と浮名を流す一方で、100億円超の現代アートを買い漁る。総額700億円以上とされる月への旅行に名乗りを上げ、果ては1億円を100人に、100万円ずつばら撒いて……。手にした「小づち」を振り翳(かざ)し、世を賑わす、そんな物語の主人公に、暗雲が垂れ込めている。...