「ストロベリーナイト」悪役俳優の「警察沙汰」を被害者女性が実名告発

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「グレーゾーンまでやる」

「行為が終わると、“アダルトコンテンツで稼ごう”と説明され、応じないと動画をネットにバラ撒くと脅されました。それからは、あの人の自宅近くのアパートに引っ越すよう手配され、昨年末に越しました。そこでも、強要された性的行為を撮影されたのです」

 或布理萬は、自身が手がける〈撮っとこハメ太郎〉にそれらの動画や写真を上げていた。が、彼女が自慰行為の配信などの仕事を承諾しようとしなかったため、

〈今後の貴方の芸能活動(中略)配信活動は貴方の裏切りにより僕のコネクションから(中略)各番組制作会社、キャスティング会社に通達し、仕事についての自粛を求めます〉

 と、今年1月に通達。これを機に、彼女は“軟禁状態”にあったアパートから逃げ出し、警察に駆け込んだ。ジャリンさんが続ける。

「アパートを出ると、LINEで〈明らかに売られた喧嘩なので、買います。俺の方からも報復をしていくのでよろしく〉。いまも、あの人をテレビで見るたびに怖い思いをしています」

 いまのところ、捜査が進んでいるフシはないという。しかしこれらが事実なら歴とした犯罪。悪役ではなく悪人だが、或布理萬本人は、

「たしかにパーティーで彼女を口説いたよ。ホテルに行ったのも事実。でも俺は、一切、肉体関係を強要していない。性欲がないから挿入もしていない。積極的だったのは彼女なんだから」

 とかわす。〈撮っとこハメ太郎〉についても、

「真っ白にして誰だか分からないようにしてる。ハメ撮りの場面も出してないでしょ。俺は昔ヤクザだったから、仕事の綺麗汚いは選んでいられない。グレーゾーンまではやるよ。でも、黒いところまでいっちゃってパクられたら懲役は免れない。強姦とか脅迫なんて危ない橋を渡るわけないでしょ。動画配信で一緒に稼ごうとしていたのに、俺からしてみれば飼い犬に手を噛まれた状態だよ」

 と、ホンモノさながらの迫力で否認するのであった。

週刊新潮 2019年5月16日号掲載

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