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「手が震えて食材が切れず」 覚醒剤所持で逮捕「金田中」社長が見せていた“奇行” 「ノリノリで現れて奇声を発することも」
古くは吉田茂、直近では石破茂首相(68)が訪れたばかり。「金田中(かねたなか)」は、歴代の首相はもちろん、政財界の大物が会食の場として利用してきた老舗料亭である。その岡副(おかぞえ)真吾社長(63)が今月9日、覚醒剤などの所持容疑で逮捕された。聞けば、普段から奇行が目撃される危ない人だったそうで……。
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大正時代に東京・新橋の花街で創業した「金田中」は、「新喜楽」「吉兆」と共に“日本三大料亭”と称される老舗だ。
逮捕された岡副社長は、3代目。...
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薬物乱用少女は「手の掛からない子」だった――家裁調査官があぶり出す真実
前回に続いて、家裁調査官の手掛けた事件を見てみよう。
家裁調査官は、捜査権や逮捕権などは一切持たない。地道な調査と、当事者とのカウンセリングだけを「武器」に、様々な問題の解決に当たるのだ。
相手が未成年の場合は、保護者とも面接をして問題の所在を明らかにしていく。
長く家庭裁判所調査官を務めた村尾泰弘氏村尾氏の新刊『家裁調査官は見た――家族のしがらみ』をもとに、薬物乱用少女のケースを紹介しよう。
マキコ(仮名)は17歳の少女だ。薬物を使用しながら自動車を無免許運転していた。...
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