令和改元に「極左過激派」は何をしていたか? 平成にはロケット弾発射

国内 社会

  • ブックマーク

「天皇制反対!」と、デモで声を上げるだけの人々と違って、「極左過激派」は、非合法活動も厭わない。

 振り返れば昭和から平成の御代に替わる頃、過激派は世間を騒がす存在だった。

〈昭和天皇の崩御とそれに伴う今上天皇の御即位があった平成元年から2年にかけて、過激派は「90年天皇決戦」を主張して、かつてない規模で「テロ、ゲリラ」事件を引き起こし、2年中には全国で143件も発生しました〉(警察庁「焦点」第269号)

 実際、各地の皇室関連施設へロケット弾が発射されたり、警察寮に爆発物が仕掛けられる事件が相次ぐ。...

つづきを読む