公金14億円横領の「アニータ」夫、出所後にも持ち逃げトラブルが浮上

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 チリ人妻に貢ぐべく、勤務先の青森県住宅供給公社から巨費を横領――。その妻の名から「アニータ事件」として知られることとなった2001年発覚の事件で、夫・千田郁司氏(61)には懲役14年の実刑判決が下された。そして現在、出所した千田氏に、ふたたび金銭トラブルが浮上しているのだ。

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 公社の経理課主幹だった千田氏が、公金を横領しはじめたのは93年ごろ。計186回におよんだという横領の総額は約14億6000万円にものぼり、97年に結婚したアニータ・アルバラード(46)に貢いだ額は8億円とも11億円ともいわれている。...

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