羽生結弦が心酔「チャクラの仙人」が語った「僕がチーム羽生を辞めた理由」

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会ったのは「随分前」

 では、菊地氏ご当人はどう答えるか。まず、「チーム羽生」を離れたのか、事実関係を確認すると、

「はいはい、そうですそうです。平昌(五輪)終わった後の4月くらいかな。(チーム羽生を)辞めましたよ。トレーナーは、結弦をチャンピオンにするために、一分一秒を正確にコントロールしなければいけない。その時間のズレを、僕がコントロールできなくなった。年齢的な衰えですよ。たとえば、忘れ物をしたりすると、あの子のこれからの競技にすごく影響があるんじゃないか、ということで辞めさせてもらったわけです」

 とし、こう続ける。

「すぐに自分の考えを結弦に言えない状態。(それは)年齢からくる、仕方がないものです。あの子にこれ以上迷惑をかけられないということで、お父さんにお願いして、ずいぶん止められて、5回くらい(辞めないで欲しいと)お願いされました。5回目にようやく、わかりましたと言って頂き、陰ながら応援させて頂きますという形になったのです」

 羽生と最後に会ったのは「随分前」で、チームを離れるにあたって、羽生と一度も言葉を交わしていない、とも明かす。7年前からカナダで暮らす羽生からの“ラブレター”が届かないのは何とも奇怪な印象だが、

「あの子には次のステップがあるんで、それに向かって進んでくれれば」

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