市原悦子さんを看取った姪が明かす「幻覚症状」と「樹木葬」

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「確かに伯母は女優だったけれど、家では普通の人でしたよ。お風呂上りにはタオル一枚で家の中を歩き回っていて――」と語るのは、1月12日に他界した女優・市原悦子(享年82)の義姪・久保久美さんである。

 あるときは昔話のナレーター、あるときは秘密を知った家政婦……昭和と平成を彩った名女優の姿を見なくなったのは、舞台演出家の夫を喪った2014年春頃からだった。

「仲のいい夫婦でしたから、“私の人生は終わったようなものなのよ”とこぼすほど落ち込んでいました」
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