ポカリスエットCM抜擢の茅島みずき「220ヤード」飛ばすゴルフ少女だった
ゴルフもダンスも一緒
ゴルフ漬けの彼女に、2016年から翌17年にかけて転機が訪れた。
「小6のときに出た全国大会で、実力をまったく出せず負けました。長崎で1位になり九州大会も突破しましたけど、全国の壁は高くて……。落ち込んでゴルフから離れていたら、お母さんが“『アミューズ』のオーディションがあるよ”と教えてくれました。気分転換に挑戦してみたら、グランプリ。名前を呼ばれた瞬間はびっくりしすぎて、会場にいたお母さんと目を合わせて固まっていました」
これが17年夏。中学1年生でグランプリを獲ると、日焼けを気にする生活がスタート。レッスンを重ね、今春の東京ガールズコレクションではモデルとして初ランウェイを踏んだ。
「ポカリスエットのCMはダンスの振り付けも感情表現も大変で……。でも、練習しただけ上手くなれるのはゴルフもダンスも一緒だと思って、一生懸命やりました」
この過程の動画もCMと同時公開されているが、
「地元の友だちから“メイキング見たよ! 感動した”って言ってもらえて、本当に嬉しくて。これからは、モデルだけでなくお芝居にも挑戦したいと思ってます。永野芽郁さんのように、モデルでも活躍しながら、どんな役でも演じられる女優さんに憧れています」
ちなみに、ゴルフは完全にやめたわけでなく、
「いまでも調子がよければ70後半は出ると思います」
それだけのスコアを維持できれば、女優とプロゴルファーの二刀流も、との声が上がりそうだ。
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