外食チェーンの“非公表”ごはん量を独自測定 スシロー、くら寿司、はま寿司を比べたら
回転寿司チェーン人気の10皿を食べたら…
栄養素のほとんどが炭水化物で占められるごはんは高カロリーの筆頭だが、シャリが命の回転寿司の場合はどうなのか。掲載の表は、店舗数1位のスシロー以下、4社のカロリーを調べたもの。参考にした水産最大手のマルハニチロが行った「回転寿司に関する消費者実態調査2018」によれば、〈回転寿司店で食べる「寿司」の量〉は男女平均で9・5皿。そこに〈よく食べているネタ〉の上位10項目を掛け合わせ、1皿2貫として10皿食べた際の総摂取カロリー量を算出した。
結論からいえば、各社基準値を大幅に超えることはないとはいえ、好きなネタなら高カロリーのサーモンや、ハマチを何度も頼む場合もあるだろう。大抵の人が注文する汁物を加えれば、たちまち基準値を超える可能性もある。
加えて見逃せないのは回転寿司のごはん量だ。各社軒並み「非公表」を貫くゆえ、「週刊新潮」編集部が独自に測定してみた結果が掲載の表である。各社のシャリはにぎり1貫あたり15グラム前後、1皿2貫なら30グラムで1人あたり平均10皿食べるとして総計300グラム。家庭のお茶椀2杯分を平らげる計算となる。欲望に身を任せ、もう1貫、あと1貫と頬張れば、百貫デブへの道を辿るのは避けられそうもない。
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