まるでホラー!「東京芸大」恐怖の学生寮 大量の虫、キノコ発生、返却期限1994年の楽譜…

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「藝大は貧乏だ」と口にする方も多い。

「でも、生えている木が凄く太いから、いいと思う」

 とは、『最後の秘境 東京藝大 天才たちのカオスな日常』の著者、二宮敦人氏の奥様の弁。奥様は現役の東京藝大生である。たしかに設備も木も“老朽化”しているのは伝統の裏返しともいえる。ただし、そこは東京藝大、二宮さんは取材の中で恐怖のエピソードを知ることとなった。

「藝大の石神井寮はボロです。ほんとボロです」

 かつて入寮していた学生が、その恐怖を余すところなく語ってくれた。...

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