「食べてはいけない超加工チルド食品」実名リスト 危ない“ピザ”“ハンバーグ”etc.
食べてはいけない「超加工チルド食品」ワーストリスト
掲載したリストをご覧いただきたい。
これは、いずれも本誌(「週刊新潮」)がスーパーの売り場で実際に確認したチルド食品で、それを「超加工用添加物」が多い順にワーストランキングの形式でまとめたものだ。1位になった商品群にはピザが複数ランクインしているが、いずれの商品にも発色剤として亜硝酸ナトリウムが含まれている。劇物指定を受けているこの物質について、件の論文では、
〈亜硝酸ナトリウムを含む肉を焦がしたり煮すぎたりすると発がん性のあるニトロソアミンが生成される〉
と、その安全性に疑義を呈している。1位になったピザのうち、伊藤ハムの「ラ・ピッツァLight ピザ生地糖質50%off マルゲリータ」には、亜硝酸ナトリウムだけではなく、人工甘味料のアセスルファムKとネオテームも含まれている。アセスルファムKの甘さは砂糖の約200倍、ネオテームは約7千から1万3千倍だ。これらを添加することにより、「糖質50%オフ」を実現しているわけである。
また、多くの商品に「たん白加水分解物」が含まれているが、これは、
「植物や動物のたんぱく質を塩酸で分解して作った調味料です」
『なにを食べたらいいの?』(新潮文庫)の著者で「加工食品診断士協会」代表理事の安部司氏はそう話す。
「たん白加水分解物は、その生成過程でクロロプロパノール類と呼ばれる発がん性物質が発生することが分かっています。それでも、うま味のもととして、日本ではかなりの商品にこのたん白加水分解物が使われています」
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