芸大生のなかなかキビしい「懐事情」楽器は100万円単位! 材料はオークションで競り落とす!

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 生きるだけでもお金はかかる。中でも芸術の世界は、お金のかかりかたも浮世離れしているらしい。『最後の秘境 東京藝大 天才たちのカオスな日常』の著者、二宮敦人さんに藝大生のお金の使い方について、聞いてみた。

 音楽学部(音校)であれば、何と言ってもまず楽器が高い。

「100万単位ですからね。ある学生さんは浪人が決まった時、ローンを組んで新しいホルンを買ったそうですよ。やはり良い楽器を使わないと、受験でも不利だそうです。定価が130万円で、少しまけてもらって100万円ほどだったとか」
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