長澤まさみの「いわくつき」元マネジャー、今度は千葉真一「次男」を担当
息子の判断
ある全国紙が元日の芸能面に長澤を登場させたいとオファーした際には、
「タレントをアピールする絶好の機会にもかかわらず、マネジャーは一蹴。最終的に記事は掲載されましたが、事務所の意向などお構いなしだった。高圧的な態度で芸能マスコミに嫌われることもしばしば。東宝にも彼に不満を持つ社員は少なくありません」
そのため、先の記者が「バックに彼がいると、郷敦は東宝関連の映画に出演できないのではないか。息子を映画スターに育てたい千葉さんも難色を示しているようです」というのも頷ける話なのである。
そこで、当のマネジャー氏ご本人に話を伺うと、
「昨年4月に東宝を辞めた後、知人に紹介されたのが郷敦でした。長澤まさみと同じく、彼はオンリーワンの才能の持ち主だと考えています。今年1月には千葉真一さんにもご挨拶して、“息子を日本を代表する役者にしてほしい”と頼まれました。現在は、郷敦とエージェント契約を結び、彼が今後、どの映画やドラマ、CMに出演するか一緒に検討しています。僕と郷敦の関係を邪魔する声があるのは知っていますが、これには僕だけでなく郷敦やお父さんも困惑しているんです」
なるほど、「父親」も納得尽くということなのか。その点を千葉に質すと、
「郷敦が決めたのだから親が出て行く話じゃないでしょう。息子には“どんな人間と付き合うのかも含めて自分で勉強しろ”と言い聞かせています。もちろん、彼と東宝との問題は私も息子も理解している。あとは息子の判断です。2人の関係が続こうとダメになろうと、いま議論しても仕方がないと思いますよ」
父の背中を追って、仁義なき芸能界に飛び込んだ息子。曰くつきマネジャーとの二人三脚は吉と出るか、凶と出るか――。
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