やっぱり「新1万円札」にカミついたあの国(KAZUYA)
キャッシュレス時代への突入でQRコードを用いたスマホ決済システムが乱立しています。
消費者としてはどれを使っていいのかわからない微妙な時期ですが、面倒だから結局現金でいいやとなる人も多いでしょう。
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そんな中、財務省は紙幣のデザイン一新を発表しました。
最新の偽造防止技術を取り入れ、肖像画も1万円札は福沢諭吉から渋沢栄一へ、5千円は樋口一葉から津田梅子へ、千円は野口英世から北里柴三郎へそれぞれ変更になります。さらに5百円玉も新たなデザインになります。
物心ついたときから1万円と言えば福沢諭吉だったので、変更となると多少の違和感が……しかし、これはもう慣れるしかありませんね。
これまで1万円のことを「諭吉」呼ばわりすることが多々ありましたが、今後は栄一、もしくは栄ちゃんなどの名称で親しまれることでしょう。
渋沢栄一は近代日本経済の父とも言うべき実業家です。「論語と算盤」に代表される著作も残しており、単なる拝金主義ではなく経済と道徳を両立する考えを持っていました。そうして手掛けた企業は約500社に上り、財閥を作る能力があったにもかかわらず、作らずに慈善事業などにも力を入れていたというのも尊敬できる点です。
まさに1万円にふさわしいと思います。
それにしても笑ってしまうのが、皆大好き韓国の反応です。日本の新紙幣の話なのに、韓国メディアは特に渋沢栄一に対してご立腹の様子です。
「朝鮮半島の経済利権を侵略した急先鋒」などと報じ、韓国に配慮がないという批判が韓国だけでなく、日本でも出るのではないかなどという有様です。いやいや、知らんがな。
何故韓国が怒っているのかといえば、渋沢栄一は近代韓国初の紙幣の顔だったからです。
1902年当時、渋沢が頭取を務める第一銀行は大韓帝国に支店を置き、渋沢を肖像にした紙幣を発行していたのです。
年代でピンとくると思いますが、日露戦争直前の当時はロシアの勢力が朝鮮半島に迫っており、自立することが出来ない残念な朝鮮は、日本かロシアかどっちにつくかで不安定な状態です。朝鮮は自ら紙幣のシステムを作ることが出来なかったわけですが、彼らからすると下に見ていた日本が自分たちより進んでいる上に、初めての紙幣の顔が日本人かよという屈辱があるのでしょう。
しかしそれを今言われても困りますし、韓国は一体いつになったら過去ではなく未来を向いて歩みを進めるのか……まぁ一生無理か。今回の渋沢だけでなく、これまでも福沢諭吉にしろ伊藤博文にしろ、日本の紙幣を批判してきた韓国。
これはもう嫌がらせのレベルですが、例えば日本の紙幣の肖像画を渋沢、福沢、伊藤、2千円は豊臣秀吉にしたら、韓国は一体どんな反応を示すのか。韓国避け黄金の……いや、現金のカルテットが完成です。くだらないですね。やめましょう。