早くもブレイクの予感……「東京独身男子」は「おっさんずラブ」を超えられるか
「東京独身男子」(テレビ朝日系)の初回視聴率は、いきなり5.7%を記録した。なにせ土曜の深夜(23:15~翌0:05)の「土曜ナイトドラマ」枠であり、同枠で昨年大反響を呼んだ「おっさんずラブ」の最高視聴率(最終回)と同じ数字だという。早くもブレイクの予感……。
高橋一生(38)、斎藤工(37)、滝藤賢一(42)という人気俳優3人を取り揃えた効果とは?
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4月13日にスタートした「東京独身男子」。近年、ドラマや映画に出ずっぱりの3人の男たちの役どころは――。
高橋演じるメガバンクの企業リサーチ部シニアアナリストの石橋は、分析力と洞察力に長けた、バランスの良い組織人。努力家で仕事熱心ではあるが、持ち前の“観察眼”が逆作用し、恋愛はスムーズにいかない。
斎藤は半年前に離婚し“独身市場”にカムバックしてきた審美歯科クリニック院長の三好を演じる。滝藤は2人の兄貴分で、大手弁護士事務所のボス弁で、長く待たせている年下の彼女もいる。
いずれも高収入で、おしゃれな部屋に住み、長い一人暮らしで家事能力も抜群と、スペックは高い。さらに、人並み以上の容姿も持ち合わせているにもかかわらず、「結婚は女に自由を与え、男から自由を奪う」「男に結婚適齢期はない」を合い言葉に、独身ライフを楽しむ“AK(あえて結婚しない)男子”だ。
「実際に目の前にいたら、少々嫌味なくらいの恵まれた男たちで、高級マンションの一室などは、昭和のトレンディドラマを彷彿とさせるものでしたね。アナクロな感じもしましたが、やはりイケメン3人を揃えて、初回からそれぞれにキスシーンはあるわ、斉藤に至っては歯科治療用のイスを使ってのカラミ……、かつての『特命係長 只野仁』(テレビ朝日系)を思い出しました。ただし、このドラマの脚本・演出は女性ばかり。なので、あそこまでエロくはなりませんでしたね」(芸能記者)
脚本は「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」(TBS系)や「中学聖日記」(同)の金子ありさ。演出は「未解決の女 警視庁文書捜査官」(テレビ朝日)や「不機嫌な果実」(同)の樹下直美と、「昭和元禄落語心中」(NHK総合)のタナダユキ、「僕とシッポと神楽坂」(テレビ朝日)の松本喜代美だ。
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