花の東京で~腕だめし♪って、「いなかっぺ大将」なんて古いマンガから歌詞を引用してしまったが、関西から上京して苦節6年、危機感に追い立てられる今日このごろである。記者も28歳、「東京タラレバ青年」になってしまう前に、女子に腕試しをして、カノジョ、ひいては奥さんをゲットしたいなぁ、と悶々とする日々。でも、肝心の腕をどう磨いたらいいものやら。
出会いの場なら、最近は手っ取り早い場所がいろいろある。たとえば初対面の女性と合コンを楽しめてしまう相席居酒屋。その草分けである「相席屋」は、実際、「婚活応援酒場」と銘打っていて、1号店が2014年3月にオープンして以来、3年弱で70店舗以上に広がったほど、今大流行りだ。...
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おじさんはなぜフィリピンパブにはまるのか 『フィリピンパブ嬢の社会学』で読み解く本音
ホステスやキャバクラ嬢に、ついついはまってしまった、という経験を持つ人は少なくない。多くの場合は、単に男性側が貢ぐだけで終わる。そんなことはわかっているはずなのに、「俺だけは特別だ」と思わされてしまうのである。
『フィリピンパブ嬢の社会学』(中島弘象・著)は、著者が研究のために行ったはずのお店で働くホステスと恋に落ちて……という異色の体験を軸に、日本におけるフィリピンパブの実態を描いたノンフィクション系社会学だ。
中島氏の場合、20代前半でフィリピンパブに「はまった」ことになるが、実際のお客には若い人は少ない。...
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