「さよなら平成」で振り返る女性議員の路チュー 田中美絵子、中川郁子、吉良佳子の場合

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中川郁子氏、吉良佳子氏

 中川郁子氏は、09年に死去した故・中川昭一元財務相の妻として12年に出馬し、初当選を果たした。“未亡人の弔い合戦”を制した経緯があるだけに、「週刊新潮」15年13月12日号が掲載したこの写真は地元・北海道を中心に波紋を呼んだ。夫の七回忌にあたる年の出来事だった。

 お相手は7歳年下の妻子ある同僚議員、門博文氏。17年の選挙で中川氏は落選したが、門議員は今も議員バッジをつけたまま。不実なキスも妻子に許されたという。当時、自身の振る舞いを「宇宙の摂理」と弁明した中川氏はいま、何を思うか――。

 一方のこちらは、先の2人とは異なり、やましいところのない口づけ。もっとも、掲載後に慌ててゴールインした印象もあるが……。「週刊新潮」14年4月3日号掲載、“共産党のアイドル”吉良佳子氏が“革命的接吻”を披露した現場は、東急東横線の都立大学駅周辺だった。この年の暮れに2人は結婚し、現在、吉良議員は1児の母となっている。

 掲載の翌年、お相手の松嶋祐一郎氏は目黒区議に当選してもいる。今回、改めての本誌(「週刊新潮」)の取材に、

「反省するところはあります。非常に恥ずかしいですしね。しかし、平成全体を見れば私たちがチューしたなんてどうでもいいことじゃないですか」

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