令和特番にみる「女子アナ」の闘い “平成の大女優”は誰だった?

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平成、令和の大女優は…

「昭和の大女優といえば、原節子さん、高峰秀子さん、吉永小百合さんなど挙げればきりがありません」

 とは、中島貞夫監督。

「一人挙げるとすれば、一緒に仕事をしたこともある岩下志麻さん。少女の頃にやった大人っぽい役から『極道の妻たち』での女親分まで、色々なタイプができるという凄さがあります」

 では平成は?

「大女優がいましたか。粒が小さいように感じます」

 脚本家の橋田壽賀子さんにも聞くと、

「昭和の大女優というと乙羽信子さん。『おしん』で主人公のおばあちゃん時代を演じた彼女は、個性的でありながら、どんな役でもこなせる演技力があった」

「どんな役でも」は大女優のキーワードか。となると、

「米倉涼子さんは平成も、そしてこれからも輝く大女優さんだと思いますね。私の『ハルとナツ 届かなかった手紙』という作品で、ブラジル移民の地味な役を演じてもらいました。もちろん『ドクターX』のような派手さも彼女の良さですよね」

 若手の台頭は?

「筆頭は広瀬すず。視聴率女王で朝ドラも好発進。米倉の対抗馬に」(芸能記者)

週刊新潮 2019年4月11日号掲載

特集「『新元号』報じられない20の謎」より

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