令和特番にみる「女子アナ」の闘い “平成の大女優”は誰だった?

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 4月1日の午前中は、(NHKのEテレ以外)どのチャンネルを押しても改元特番だった。そして、やっぱり気になるのは、女子アナの“闘い”である。

 上智大学の碓井広義教授(メディア文化論)が言う。

「まず、良かったのは、テレ朝の大下容子アナです。彼女は、各局の特番で最高齢(48歳)でしたが、世の中を俯瞰して見る目があって適任でした」

 意外に良かったのがテレ東の水原恵理アナと前田真理子アナ。

「2人ともベテランらしい仕切りだったのと、局の体質なのか、改元に大騒ぎせずクールな内容でした」

 イマイチだったのがフジのカトパン(加藤綾子)。せっかくの抜擢だが“出戻り感”が溢れすぎていたという。NHKは朝ドラ直後からの長時間特番を組んだが、若い上原光紀アナがぎこちなかった。で、碓井氏の評価が最も低いのは、

「TBSでした。ホラン千秋を起用しましたが彼女がキャスターをやること自体わからない。頭のいい人ですが、あくまで彼女はタレントのはずです」

 ちなみに、視聴率レースはNHK、日テレ、テレ朝、フジ、TBS、テレ東の順。改元を巡る「華麗なる闘い」はこれからも続く。

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