サイン盗みに蓋した「高野連」の粉飾体質 トラブル続き、“もはや球児虐待”の指摘も
甲子園には「魔物」が棲むという。ここぞという場面で絶対的エースが崩れ、打率5割超えのスラッガーが不振に陥るのも頷ける話だ。だが、真の魔物とは、美談に名を借りて球児を酷使し、疑惑や批判にはことごとく蓋をする当の「高野連」ではないか――。
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4月3日に閉幕した平成最後のセンバツ高校野球。習志野(千葉)と星稜(石川)の一戦で、習志野の“サイン盗み疑惑”が取り沙汰されたのはご存じのとおりである。星稜・林監督が抗議した一方、習志野の小林監督はこれを否定。...