日本の「令和」に騒ぐ中国――“我が国の痕跡は消せない”“文化を盗んだくせに”が続々
「平成」が「令和」になることに、外国人がどれだけ関心を持っているのかはさておいて、河野太郎外務大臣は、
「我が国が承認している195カ国と国際機関に新しい元号について通知した」
と明らかにした。具体的にはファックスで、日本にある在外公館に新元号を知らせたのだという。また、国際機関とは、国連やEUのことだ。
元外務官僚の村上政俊氏が言う。
「前回の御代替わりまでは、皇位継承に付随する形で改元を伝えていたと考えられ、その手段はレターと呼ばれる書状が主だったと思われます。ファックスに代わったのは、“紙”を使って最も早く通知することが出来るからでしょう。秋の即位の礼では、各国に招待状が送られますから、改元が重要な意味を持つことは、外国政府もよく理解しています」
ところで、日本が承認していない国といえば、北朝鮮や台湾、南オセチア共和国、サハラ・アラブ民主共和国などがある。そこで、東京の朝鮮総連に聞いてみたが返事はなし。一方、台湾との窓口になる「日本台湾交流協会」に聞くと、
「すでに、現地(台湾)には(新元号を)知らせてあります」(広報担当者)
朋友に大事なことを伝えるのに「国交」は関係ない。
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