テレビ界の東大ブームはいつまで続く……注目は松丸亮吾と鈴木光でタレントが嫉妬!?

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明石家さんまが火付け役

 よく考えてみると、エンターテインメント業界に東大が果たした貢献というものは、相当なものがあるはずだ。

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 何しろ入学試験に合格するには、超トップクラスの学力が必要だ。東大生の希少価値は極めて高い。だから注目が集まる。パンダやトキの人気と構造は同じだ。

 そこで、これまで人気を博した“東大芸能人”を確認しておこう。男5人、女5人を並べてみた。改めて見てみれば、なかなか多彩な顔ぶれだ。

 年齢が高い芸能人ほど「演技」や「歌唱力」の能力が高い傾向がある。学部も文学部が目立つ。役者や歌手、演出家や音楽家として名を成した人々と言えるだろう。

 対して30代の女性は、タレントとして活躍しているケースが多い。いわゆる“才色兼備”の見本として注目を集めているわけだ。

 元号は平成から令和に替わったが、東大に対する関心の高さは不変だ。いや、むしろ上昇傾向にあるのかもしれない。近年も新しい東大芸能人が誕生している。その背景にあるのは、テレビ業界の“東大ブーム”だ。

「パイオニアは16年から放送されている、フジテレビの『さんまの東大方程式』でしょう。現役の東大生が数十人集結し、さんまさんにイジられる内容が好評で、今も不定期放送ですが続いています。この成功に17年からTBSが『東大王』をスタートさせました。これはクイズ番組で東大生の学力の高さを見せつけるという内容で、ある意味では王道の演出でしょう。そして18年からフジテレビが『今夜はナゾトレ』をスタートさせました。知識を問うクイズではなく、パズル的要素のある脳トレ問題を、東大生や京大生が出題するという設定が話題を呼びました」(テレビ局関係者)

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