若狭勝元検事が処女小説を出版 「政界復帰? ないですよ」

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 最近はお笑い芸人や元新聞記者による小説は珍しくなくなったが、“元検事”によるものはなかなかない。

 元東京地検特捜部副部長で前衆院議員の若狭勝氏(62)がこのほど小説を出版した。その名も『分水嶺 濁流の果て』(日本橋出版)。

「いつかは小説を書きたいという思いがあったんです」

 とは、若狭氏ご本人。

「小学校の頃から、原稿用紙300枚以上の小説を書いていましたから。実際に本を書こうと思ったのは東日本大震災がきっかけです。若い頃に福島で勤務していたこともあり、身近に被害に遭われた方もいました。...

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