文在寅の“ピンボケ政策”で苦しむ韓国経済、米韓関係も破綻で着々と近づく破滅の日
文/鈴置高史
韓国経済に暗雲が漂う。半導体市況の急落に加え「無謀な最低賃金引き上げ」や「米国とのケンカ」といった文在寅(ムン・ジェイン)政権の失政が原因である。
サムスン電子は4月5日、第1四半期(2019年1-3月)の連結決算(速報値)を発表した。売上高は前年同期比14・1%減の52兆ウォン(1ウォン=0・098円)、営業利益は同60・4%減の6兆2000億ウォンだった。前期比ではそれぞれ12・3%、42・6%減少した。
4半期の営業利益が10兆ウォンに達しなかったのは2017年第1四半期(9兆9000億ウォン)以来初めて。...