相棒、トレース、メゾポリ…視聴率だけではわからない「刑事ドラマ」本当の評価を分析
いつになく1月クールは刑事ドラマが多かった。
定番の水谷豊(66歳)主演「相棒」(テレビ朝日系)をはじめ、沢村一樹(51)「刑事ゼロ」(同)、北大路欣也(76)「記憶捜査~新宿東署事件ファイル~」(テレビ東京系)、錦戸亮(34)「トレース~科捜研の男~」(フジテレビ系)、高畑充希(27)「メゾン・ド・ポリス」(TBS系)と5本もあった。
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といっても18年度は、春から秋クールまで4本ずつ刑事モノがあったので、テレビの中では年がら年中、たくさんの人が殺されている。それに1月クールでは、弁護士モノも3本あったためか、画面の中ではやたらと事件や争いが起こっていた印象だ。
で、肝心の視聴者の反応だが、視聴データでは、個人視聴率・集中度・満足度といった三拍子の揃う作品がなかった。数が多すぎて、刑事ドラマ市場はレッドオーシャンの様相を呈しているようだ。何が問題なのか、データで検証してみた。
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