「錦戸亮」脱退報道の真相、芸能マスコミが書かない極めてシンプルな動機
ジャニーズと錦戸の攻防
「週刊文春」2019年3月14日号は、「錦戸亮“脱退”で関ジャニ崩壊危機」の記事を掲載。スポーツ紙が沈黙を余儀なくされる中、複数の週刊誌は錦戸亮(34)に関する続報を掲載した。その内容を表にまとめてみた。
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渋谷すばる(37)の脱退を受けて、「1人でも欠けたら、関ジャニではない」と、嵐に似た筋を通したと解説したのが初報の「週刊文春」。「女性自身」は俳優専業の想いに焦点を当て、「FRIDAY」は女性問題に原因を求めた。そして「女性セブン」は「脱退は一時保留」としながら、「結婚願望と、安定した収入」を求める気持ちがあるとした。
このように独立の理由に関して情報が錯綜する中、テレビ局で音楽番組に携わる関係者は「関ジャニの解散説と錦戸さんの脱退説は、どちらも昨年12月頃から囁かれていました」と振り返る。
「独立の理由として、18年に渋谷さんが脱退したことを挙げる報道は少なくありません。しかし実際は違います。それより前から、錦戸さんは水面下で脱退と独立を模索していました。そこに渋谷さんが『音楽の道に進みたい』と先に脱退を訴えた。錦戸さんは『これに便乗して、関ジャニを解散させ、自分も事務所から出て行こう』と決めたんです」
もっとも、当時はジャニーズ事務所のほうが一枚上手だった。残った6人に「記者会見は全員参加」という異例の命令を下したのだ。「渋谷が脱退しても、関ジャニは存続します」とアピールさせるためなのだが、そこには、こんな裏事情があったという。
「その時点で、嵐が活動を休止することは、すでに決まっていたからです。もし先に関ジャニが解散すると、嵐も活動休止ではなく、解散という最悪の事態にもなりかねない。事務所にとって“ドミノ解散”だけは絶対に避けたかったのです。『関ジャニは絶対解散しませんよ』と主張するため、会見は全員参加となったんです」(同・関係者)
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