「元号いらない」共産党は天皇制をどう批判してきたか
志位委員長の発言
日本共産党の志位和夫委員長は、2月28日の記者会見で、「元号は、もともとは中国に由来するもので、『時をも君主が支配する』との考えからきている。日本国憲法の国民主権の原則になじまないと考えている」と述べ、「元号はいらない」という立場を明確にしたという。
しかし、志位委員長の論理を用いれば、「西暦は、もともとキリスト教に由来するもので、キリストの誕生が起点となっている。日本国憲法の政教分離の精神にはなじまない」ということだって言えてしまう。...