私が「人工知能は何にでも使えます」と言う理由 ――「自分好み」の情報の中で溺れないために
タンタカタカタカタカタカ♪ お決まりのスマートフォンのアラーム音で目が覚める。一度、スマートフォンを握ってしまうと、ついついSNSの画面を開いてしまう。いつもの知人の旅行記やディナーの写真が流れ、そうかと思えば、よく見るジャンルのニュース記事が流れてくる。珍しい記事を探してシェアしてくれる友人もいるが、そのジャンルも、よくよく考えると似通ってくる。
勿論、それは、自分がそのページを開いたり、「いいね!」ボタンをタップしてしまったりするからで、何もしなければ何も起こらないはず。...