「ゴーン」弁護士交代劇の裏側 日産西川社長との「オペラ観劇」交遊が解任の決定打?
逮捕から108日。三度目の正直でようやく保釈を勝ち得たカルロス・ゴーン(65)だが、当初、弁護を引き受けていたのは元東京地検特捜部長の大鶴基成弁護士ら3人の「弁護団」だったのは、ご存じの通りだ。
しかし、2月13日、裁判所、検察側、弁護側による初の三者協議を翌日に控えたタイミングで、「大鶴弁護団」は退き、「無罪請負人」の異名を持つ弘中惇一郎弁護士率いる弁護団に交代した。
司法担当記者が解説する。
「ゴーンにとって、大鶴さんに対する不満は、やはり保釈が取れなかったこと。...