米国にケンカ売る文在寅、北朝鮮とは運命共同体で韓国が突き進む“地獄の一丁目”
韓国がすがれるのは北の核
韓国は米国との同盟を――つまり“核の傘”を、失う可能性が高まっている。その際、韓国は「誰の核に頼るのか」を決めねばならない。中国かロシアか、それとも自主開発か。最も手っ取り早いのが、北朝鮮の核を頼る手だ。
北朝鮮から核弾頭を全て除去する完全な非核化は難しい。仮にそれが実現しても、核弾頭の開発に携わった人材は残り、核の潜在保有国ではあり続ける。
その事実に直面する韓国人のうち、かなりの人々が「北朝鮮と和解すれば、その核は自分たちに向くどころか民族の核として活用できる」と信じるであろう。
掲載図「朝鮮半島は誰の核の傘に入るのか」で言えば「ケースⅣ」である。韓国で「民族の核」に反対するのは、極めつけの保守だけとなるだろう。
朝鮮日報の楊相勲・主筆は「南北の政権が野合し、運命共同体になった」と書いた 。だが、現実はもっと厳しいものだろう。南北の政権だけではなく国同士が――韓国と北朝鮮という2つの国が、運命共同体になっているのだ。
だからこそ、世界からどんなに冷笑されようと、国内からどんなに批判が高まろうと、文在寅政権は「勝算あり!」とばかりに、ますます北とのスクラムを固く組むのである。
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