ピエール瀧事件、コカインの年間押収量は覚せい剤の約16分の1 日本の特殊事情を解説

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基本は“似た者同士”

 社会的影響は遥かに、新井浩文被告(40)を超えるかもしれない――。3月12日、厚生労働省の「関東信越厚生局麻薬取締部」は、俳優でミュージシャンのピエール瀧(本名・瀧正則)容疑者(51)をコカインの使用容疑で緊急逮捕した。本人も認めているという。

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 改めて「マトリ(麻薬取締官)」の存在感を世に示したわけだが、ピエール瀧容疑者を逮捕した「関東信越厚生局麻薬取締部」で、過去に部長を務めた瀬戸晴海氏が言う。

「ピエール瀧容疑者が、ワイドショーなどで晒し者にされていることは、とても残念ですが、今回の逮捕は、コカインが蔓延している現状を踏まえると意義深い事件だと思います。...

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