間違いだらけの「がん検診」 40歳からの「肺」「大腸」「胃」正しい受け方を検証
年齢・部位別に検証! 間違いだらけの「がん検診」(2/3)
厚労省の指針では、おおむね“40歳以上”が対象とされている各がん検診。だが、高齢者ともなれば、バリウムの誤嚥による肺炎や、内視鏡で腸に傷がつくなどの「偶発症」リスクがある。精神的、金銭的な負担もあり、国立がん研究センターの中山富雄検診研究部長も「傾向として、80歳を超えると健診のメリットはさほど増しません。一方で予想しない事故などのリスクはうなぎ上りです」と説く。あらかじめ知っておきたい、年齢・部位ごとの検診の受け方である。
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