オレ様「野村周平」が“華の93年組”対決で完敗、大スポンサーからも最後通牒の危機
菅田将暉との“格差”
3月2日、テレビドラマ「僕の初恋をキミに捧ぐ」(テレビ朝日系列:土曜・午後11時15分~午前0時5分)が、ひっそりと終了した。
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ツイッターで「僕の初恋をキミに捧ぐ 視聴率」と入力すると、低視聴率が話題になっていたことが分かる。テレ朝の関係者が明かす。
「最終回の視聴率は3.7%(編集部註:以下、ビデオリサーチ調べ、関東地区)でした。これで平均視聴率は3.1%と、辛くも最悪の3%割れは免れました。とは言え、最終回の視聴率が2.7%を切っていたら、全話平均も3%を割ったほどの低空飛行。胸を撫で下ろしているスタッフもいますが、惨敗だったことは論を俟ちません」
ちなみに、同じ枠で人気作となった「おっさんずラブ」(18年4月~6月)も、実のところ平均視聴率は4.0%。テレ朝の早河洋・会長兼CEOが「失敗作と言われる数字」と発言して話題になった。海外を含めた反響の大きさを高く評価する文脈だったとはいえ、視聴率の“ノルマ”は厳しいことが分かる。
とにもかくにも、成功とは言い難い結果だったことは確かである。この結果は、テレビドラマの制作担当者たちにとって、「華の93年組」の勢力分布図が変わる事件として受け止められているそうだ。
「ネット上でも、美男美女ばかりの『華の93年組』は話題ですが、ドラマを担当する人間にとって重要な男優となると、例えば、福士蒼汰、神木隆之介、菅田将暉といった方々になります。同じく93年組で、『僕の初恋を~』で主演を務めた野村周平さんのライバルというわけですが、テレビ局の社員や関係者なら、『3年A組~』が絶好調な菅田将暉さんと比較してしまいますね』(同・テレ朝関係者)
テレビドラマ「3年A組―今から皆さんは、人質です―」(日本テレビ系列:日曜・午後10時半~午後11時25分)の主演は菅田だ。3月3日放送分の視聴率は12.9%で、尻上がりに数字を伸ばしている状況に、多くの芸能メディアも注目している。
「菅田さんは、日本アカデミー賞、キネマ旬報ベスト・テン、毎日映画コンクールで、男優賞を受賞しています。比べること自体が野村さんにはアンフェアかもしれませんが、菅田さんはプライムで2ケタ、野村さんは深夜番組で5%割れ、『ここまで視聴率に差がついてしまったか』というのが正直なところです。また調査では、『3年A組~』は若年層が見ていることも分かっています。今のテレビ局にとって若者は、喉から手が出るほど欲しいターゲットであることは言うまでもありません」(同・テレ朝関係者)
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