「火をつけてこい」発言の泉房穂・前明石市長 “出直し選挙”出馬で当選の可能性は?

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取材・文/粟野仁雄(ジャーナリスト)

 市職員への暴言で兵庫県明石市長を辞任し、それ以降、「潜んで」いた泉房穂氏(55)が、告示3日前の3月7日、自らの辞職に伴う明石市長選に立候補を発表した。同日夜に市民会館で開かれた支援者集会では大拍手で迎えられ、「決して許されない、明石の名前が不名誉な形で全国に報道され、払拭できないほど罪深いことをした」などと半泣きで頭を下げ、帰路につく人たち一人一人と笑顔で握手していた。

 その後、長時間の記者会見を開いた。「悩んだ末の」出馬については「3月3日に、5000人の署名を集めてくださった支援者に出馬要請をされた。...

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