W杯出場男子バスケ日本代表監督はなぜアルゼンチン人なのか

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 昨年夏、ジャカルタで行われたアジア大会で“買春騒動”を起こした男子バスケ日本代表が汚名を返上した。W杯アジア予選で8連勝し、21年ぶりに自力でのW杯出場権を獲得した。

 これまでの男子代表は、国際バスケ連盟から“あまりに弱い国は、五輪開催国であろうと出場を認めない”と東京五輪出場にダメ出しを食らうほどの体たらくだったが、今回の結果を受けて44年ぶりの五輪出場へ大きく前進した。

 はたして急成長の原動力は何だったのか。

 今季からNBAでプレーする渡邊雄太(24)や、NCAA(全米大学体育協会)で活躍する八村塁(21)など、ここにきて次々と才能が開花しているのは確かだが、大一番のラスト2戦に彼らは出場していなかった。...

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