「ZIP!」3代目総合司会を降板する川島海荷、“円満退社”と言われているけど……

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まさかのスキャンダル報道

 満を持した格好で、16年10月に川島は3代目総合司会に就任。番組の視聴率は好調を維持し、この年に番組としては初となる「年間平均視聴率同時間帯民放トップ」を記録する。

 ところが翌17年10月、写真週刊誌「FLASH」が既婚の40代TBS局員と川島が手を繋いでいる写真を掲載する。「朝の番組らしい清純なイメージ」を重視してキャスティングしたにもかかわらず、まさかのスキャンダルが報じられた。

「17年は年初から『ZIP!』の視聴率は苦しみ、3月にライバルの『めざましテレビ』が月間視聴率トップの座を奪還します。その約半年後に、川島さんの不倫疑惑が報じられました。朝の情報番組は主婦層がメインターゲット。川島さんのスキャンダルは致命的でした。北乃さんのように“マイナスからのスタート”ならよかったのですが、川島さんは偶像が地に墜ちたイメージを持たれてしまったわけです」(同・編集者)

 18年になると、更に「ZIP!」の視聴率は低迷する。「グッド!モーニング」(テレビ朝日系列:月~金・午前4時55分~午前8時)にも抜かれ、視聴率は民放3位に転落してしまう。

「川島の担当コーナー『うみナビ』の視聴率も良くないし、上層部からは『早めに卒業させたほうがいい』という意見がチラホラ出ていました。まあ、川島さんは本来、“戦犯”と非難されてもおかしくないですけどね。所属事務所も負い目があるので、グダグダ言わず“円満退社”となったわけです。事務所も『曲がりなりにも日テレで2年半、朝の顔を務めたことは大きなプラス』と思っているはずですから」(同・編集者)

 ある日テレの関係者によると、「ZIP!」での2年半は、NHKの朝ドラで主役に抜擢されるのと同じくらいのインパクトがあるという。

「川島の所属事務所は、新垣結衣さん(30)に次ぐ売れっ子女優を育てる必要性を感じており、その筆頭候補が川島さんなのです。『ZIP!』で知名度を上げて、再び女優に専念するというシナリオは、事務所にとっても理想的でしょう」(日テレ関係者)

 気になるのは「ZIP!」の4代目総合司会者だが、もちろん既に内定しているはずだ。しかし――、

「日テレとしては、4月の改変で『ZIP!』に新しい風を吹かせたい、と目論んでいるはずですが、そうは簡単にはいかないでしょう。朝の番組は特に習慣性が強いわけです。視聴者はなかなかチャンネルを変えません。『ZIP!』が総合司会を替えれば替えるほど、フジやテレ朝は『しめしめ』と喜んでいると思います」(先の編集者)

週刊新潮WEB取材班

2019年3月6日掲載

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