告訴女性語る「田畑代議士」の所業 盗撮に“ごめんねごめんね”、100万円で示談持ちかけ
示談金の額は…
そんなやり取りの最中に、社長、中村さんの両親、そして警察が相次いで到着。
現場を目撃した社長にも話を聞くと、
「彼女から電話があって駆け付け、部屋に入ると、トランクスと肌着姿の田畑がいた。その10分後くらいかな、警察が5人ほど来て捜査が始まった。警官は無線で“多数の女性の写真が出てきています”“本人は自慰のオカズにするために撮ったと言ってます”と署に報告していましたね」
二人は別々に警察署に呼ばれ、事情を聞かれた後、中村さんは病院に連れていかれて緊急避妊薬を飲み、種々の検査を受ける。その後も、警察官と自宅に戻り、証拠品としてゴミ箱からティッシュなどを押収された。中村さんは、被害届を提出した。
年を跨ぐと捜査は本格化。彼女は何度も事情を聞かれるように。そんな中、冒頭に記したように、中村さんは2月6日、今度は告訴状を提出、受理されたというワケなのだ。
「私が泣き寝入りはやめようと思ったのは」
と、中村さんが言う。
「レイプや盗撮もそうですが、その後の彼のやり方が酷いと思ったからです。年明け、彼の弁護士から文書が来ました。そこには“お詫びの気持ちとして100万円をお支払いしたい”って。しかも、弁護士の名前が5~6人ずらっと並んでいて、威圧のように感じました。お金なんて要りませんし、それで許そうとは少しも思っていません。札束でほっぺたを引っぱたかれたような気分です」
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